参考書はどう選ぶ?





参考書はどう選ぶ?

参考書はどう選ぶ? 参考書は受験生には欠かせないツールです。日本ほど参考書の出版業界が発達している国は世界にはないという意見もあるくらい、各科目いろいろな参考書が出回っています。逆にこれほど参考書があると、どれにしていいのか分からなくなってしまいます。実際はどうやって選べばいいのでしょうか?

1人の意見や本屋の帯だけで決めない

結論から先にいいますが、参考書を選ぶ際には1人の意見だけを参考にしたり、本の帯だけを参考にしたりして買わないでください。
例えばたまたま身近にいた先輩1人の意見だとか、あるいは担任の先生1人の意見だとかを正面から信じて参考書を選んではいけません。
あるいは本屋へ行って、平積みされている本の帯や表紙だけを見て、何となく参考書を選んではいけません。優れた参考書に巡り合える可能性が極めて低いからです。

各教科優れた参考書は山のようにある。目の前の人が全て知っているわけではない

各教科優れた参考書は山のようにある。目の前の人が全て知っているわけではない 身近な人に参考書を教えてもらってもいいのですが、その身近な人の知っている参考書の範囲などたかが知れています。仮にその人がいい参考書に巡り合わないまま受験人生を終えていたとしたら、その人の負の遺産を受け継ぐ形になります。
冒頭でもいいましたが、日本にはいい参考書がたくさんあります。英語だけをとってもかなりのレベルです。その選択肢全てを目の前の先輩や先生が目を通しているとは思いがたいです。人にお勧めの参考書を聞く場合は、できるだけいろいろな世代、いろいろな学歴、いろいろな学力の人に意見を求めることも大切です。
次第に重複する参考書が出てくるはずです。その重複した参考書は優れた参考書である可能性が高いのです。

本屋や出版社は単にあなたに本を売りたいだけ

本屋も出版社も、あなたの学力アップ以上に本の売上を気にしています。売れる本を売り、売れる本を作ろうとします。タイトルには、「かんたん」「1週間でできる」「ばか売れ」「超速」「図解」などという言葉が並びます。受験生の手に取ってもらうためです。
受験生の皆さん、「早い」「楽しい」「簡単」という言葉を全面に出している参考書を基本的に疑ってください。学力アップは「時間がかかり」「しんどく」「簡単ではない」のです。
「早く」「楽しく」「簡単に」学力をアップしたいと言う受験生の本音を突いて出版社と作者がタイトルを作ってきているだけです。目先の利益を狙ったような参考書はすぐに消えてなくなります。中身が伴っていない場合が多いからです。
本屋に行く際も大きな本屋と小さな本屋、できれば数件を回ってください。大きな本屋にもあり小さな本屋にも並んでいるような参考書は、評価の高い本である場合が多いからです。

3月、4月は参考書選び

3月4月は参考書選びにじっくりと時間を掛けた方がいいです。間違った参考書を選んで、下らないやり方を学んでしまうと致命的です。学力アップどころか受験全滅の可能性もあります。
最初にやる参考書は本当に重要です。最初に間違ったフォームでスポーツを覚えてしまうと修正に多くの時間が掛かる理屈と一緒です。最初に正しい優れた参考書とめぐり会いさえすれば、その後の受験人生は勝ったも同然です。
いろいろな人に意見を聞き、いろいろな本屋に足を運んでじっくりと参考書を選んでください。







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