受験をするとなると、受験料が必要です。大学の側もテストの問題を作り、人材を確保して試験会場を整えなければいけないので経費が掛かっています。その経費を捻出するためにも受験者の側も受験料という形で協力しなければなりません。もちろん不合格となっても受験料は返納されません。念のため頭に入れておいてください。
受験料は大まかに考えて、1校を受験するために平均して3万5千円前後が必要だと考えてください。私立大学は1発勝負、国立大学はセンター試験、2次試験という2段構えでテストがありますが、いずれにせよ総額で3万5千円程度のコストがかかります。
もちろん国立大学の場合はセンター試験、2次試験と支払いが2カ所に分かれますが、負担の合計金額は私立大学と同じくらいです。3万5千円と記憶しておくと分かりやすいです。
私立大学の場合、受験料は1校につき3万5千円程度必要になってきます。3万5千円よりも数千円高かったり安かったりする私立大学もありますが、基本的には3万5千円だと考えてください。
例えば関東の明治大学も、関西の関西学院大学も受験料は3万5千円です。今後物価の上昇とともに料金の値上げは考えられますが、いずれにせよ平成25年の現在では3万5千円が標準額だと記憶しておいてください。
国公立大学の場合は、2段階で試験を受ける必要があります。具体的には1月にセンター試験、2月末から3月に掛けて各大学の2次試験が必要になります。受験料はそれぞれ、
センター試験受験料…1万8千円(3教科以上)
国公立大学2次試験…1万7千円
という金額になっています。
1万8千円+1万7千円=3万5千円
という計算になります。結局私立大学の受験料と同じで総額3万5千円という受験料に落ち着く計算になります。
最近はセンター試験を利用して受験できる私立大学が増えています。センター試験の結果で合否判定を受けられるシステムです。効率的といえば効率的で、こちらの受験料はだいたい1校につき1万7千円前後となっています。
センター試験受験料…1万8千円(3教科以上)
私立大学センター試験利用…1万7千円ほど
という計算になります。結局合計すると、
1万8千円+1万7千円ほど=3万5千円ほど
になります。以上の金額を頭に入れた上で、できるだけコストの安く済む方法を選択してみてください。